丸本酒造株式会社

COMPANY PROFILE

ご挨拶

慶応三年の創業以来、絶えることなくお酒を造り続けてきました。
幕末や第二次大戦をこえて、風土の中に守られてきました。
これからも、時代の変化と共に、この土地の味を造りたいと考えています。

そのために、ここの水、ここで栽培されたお米、
この地に住んでいる人々による酒造りが不可欠です。
流行に左右されることなく、最高級に完成されたお酒づくりを追求して参ります。

とりわけ重要なのがお米です。
我々の手による自家栽培の酒米は、一般には流通しない、贅沢かつ究極の山田錦を栽培しています。
 今は一部のお酒にしか使われていませんが、全量自家栽培の「農産酒蔵」を目指しています。

人の体になじみやすく、そして美味しく飲めるお酒。
飲んで頂く方の健康を願い、これからも酒造りを続けて参ります。

6代目当主 丸本仁一郎


会社概要

商  号
丸本酒造株式会社
創  業
慶応3年(1867年)
所 在 地
〒719-0232
岡山県浅口市鴨方町本庄2485MAP
電話番号
0865-44-3155
F A X
0865-44-3156
E-MAIL
info@kamomidori.co.jp
当  主
6代目 丸本 仁一郎

沿革

天保2年(1831)
初代当主・丸本嘉之松生まれる。
安政4年(1857)
嘉之松、児島稗田で酒造業の経営に参加。
慶応3年(1867)
嘉之松、酒造業を創業。創業時の屋号は「清水屋」。
水がよいことから付いたと言われる。
大正3年(1914)
二代目当主・藤松、台湾に支店「吉備商会」を設立。
大正7~8年(1918~19)
空前の酒造業ブーム到来。鴨方の醸造場は13軒を数えた。
大正11年(1922)
丸本市松が三代目当主に。
昭和7年(1932)
西貯蔵庫新築時に井戸を掘ったところ、多量の良質な勇水を得る。
この水は昭和37年の岡山国体のおり、天皇・皇后両陛下のお茶の水にも供せられたほど。
昭和7~11年(1932~36)
新型醸造機器・器具の導入、醸造場の建設により、増産をはかる。
昭和27(1952)10月1日
有限会社丸本酒造本店となる。
昭和38年(1963)
四代目当主・皓三郎、瓶詰工場を新築、一日に一升瓶1万本以上の瓶詰めが可能になる。
同時に醸造用機械設備を大幅に刷新。近代的設備を備えた貯蔵庫、蔵人の宿舎も新築。
昭和45年(1970)4月1日
丸本酒造株式会社に組織変更。東京都港区に東京支店を開設。
昭和52年(1977)
旧一級酒をすべて本醸造に統一。
昭和57年(1982)
岡山県杜氏自醸清酒品評会において、「賀茂緑」が30年連続して優等賞を受賞。
杜氏が「大名人賞」の栄誉に輝く。また同年、西貯底庫に冷房設備を設置。
昭和61年(1986)
吟醸酒、生酒の貯蔵のため、冷蔵庫を新設。
昭和62年(1987)
山田錦の自家栽培を開始。翌年、この米を原料に大吟醸「竹林」を発売。
昭和63年(1988)
醸造用糖類の使用を全廃。添加物のない純米酒の生産を拡大。
平成元年(1989)
本格的な高品位化に向け、精米機、蒸機、瓶詰ラインを一新。
平成3年(1991)
蔵元直送商品「今朝しぼり」の販売を開始。
平成4年(1992)
生酒など低温度管理商品の配送のため保冷車を導入。
平成13年(2001)
リキュール免許取得、及び、雑酒試験免許取得
平成14年(2002)
東京支店を閉鎖
平成15年(2003)9月19日
岡山県の酒蔵としては初めて、文化庁第33-0066-0076号
「登録有形文化財」に指定される。
平成15年(2003)11月28日
鴨方町が、「酒米栽培振興特区」の認定を受ける。
平成15年(2003)11月3日
スパークリングSAKE 泡々酒(ほうほうしゅ)発売開始
平成15年(2003)11月
日本酒の海外輸出を開始。香港CitySuper
平成19年(2007)
有機農産物生産行程管理者・有機加工食品生産行程管理者有機認定を取得。
平成21年(2009)
NOP認証(National Organic Program 米国農務省全米有機プログラム)を取得。
欧州のオーガニック基準ECRegulationを日本酒としては、日本国内で初めて取得。
平成24年(2012)11月5日
常温流通可能なスパークリングSAKE 泡々酒(ほうほうしゅ)発売開始